とにかくかゆい!妊娠性痒疹!

妊娠

妊娠中のマイナートラブルって色々ありますよね。眠かったり、だるかったり腰が痛かったり、自分自身が妊娠して、妊婦さんは本当に大変だな、と実感しました。

今回は数あるマイナートラブルの中でも、私が経験した「かゆみ」についてお話します。私は本当に「かゆみ」に悩まされて、それは夜も眠れないくらいでした。そんな「かゆみ」の原因と対策についてご紹介します。

妊娠中の女性の約2割が「かゆみ」に悩まされている

「かゆみ」を我慢するのって辛いですよね。ついつい掻いてしまったり、掻かないように冷やしたり、つねったり、叩いたり...

妊娠中は薬を使用するのも怖いし、かゆくて眠れなくてストレスになってしまう、なんてこともあり得ます。

そんな「かゆみ」ですが、妊娠中のマイナートラブルとして、約2割の妊婦さんが悩まされているようです。

その中でも、妊娠したことにより発症するものを総称して「妊娠性掻痒(そうよう)症」といいます。

妊娠性掻痒症の主な種類と特徴

妊娠性掻痒症は主に、「妊娠性痒疹(ようしん)」「PUPPP(妊娠性掻痒性蕁麻疹(じんましん)(よう)丘疹(きゅうしん))」「妊娠性疱疹(ほうしん)」などがあります。

・妊娠性痒疹:妊娠3ヶ月ごろから、四肢や体に強いかゆみを伴う湿疹が生じます。妊婦さんの約2%(50人に1人)に発症します。

・PUPPP:妊娠後期に見られ、妊娠線付近から腹部全体、おしり、四肢に、蕁麻疹のような丘疹が生じます。妊婦さんの約0.5%(200人に1人)に発症します。

・妊娠性疱疹:妊娠初期から後期ごろに、全身に水疱瘡(みずぼうそう)のような強いかゆみを伴う紅斑が生じ、その上に小水疱が生じます。まれな疾患で、妊婦さんの約0.002%(5万人に1人)に発症します。

私が発症したのは「妊娠性痒疹」でした。

妊娠性痒疹の原因は?

原因は不明です。

ですが、妊娠によって胆汁の流れが悪くなり、肝臓機能の低下、ビタミンBの不足、ホルモンのバランスの変化などが指摘されています。

また、経産婦に多く見られたり、男の子を妊娠していると多く見られる傾向があり、既往のアトピーやじんましんなどのアレルギーは関係ないようです。

どれくらいで治るの?

出産後、数週間から数カ月で自然治癒するようです。

何科に行ったらいいの?

まずは、かかりつけの産婦人科に相談するのが良いと思います。

先に皮膚科に行く場合は、必ず妊娠していることを伝えましょう。

お薬処方までの実際の流れ

妊娠16週(5カ月目)に入った時、足のすねにかゆみを伴う湿疹ができ始めました。最初は湿疹も5個くらいだったのですが、2~3日経過したらすね全体と腕全体に広がりました。

ちょうど妊婦健診の日がやってきたので、産婦人科の先生に相談しました。

先生には、

「そういうマイナートラブルもあるよねー。ここじゃ分からないから、近くの皮膚科とかで診てもらってね。妊婦さんでも使える薬もありますからね。かゆくてストレスになるよりは、ママの体が健康な方がいいですよ。」

と言われました。

「かゆみ」が限界だったので、その後皮膚科を受診しました。

皮膚科では問診票の「現在、妊娠していますか?」という項目で「はい」にチェックしました。念のため、診察のときにも妊娠していることを伝えました。

皮膚科の先生には、

「妊娠性痒疹で間違いないでしょう」

と断言されました。

また、

「お腹の子は男の子ですか?」

と聞かれました。なんと、その日性別が分かったばっかりで、男の子だったので、言い当てられてびっくりしました。

「なぜか男の子に多いみたいですねーなんかあるんでしょうねー。産んでからはよくなると思います。」

と言われました。(なんかとは?)

「弱い薬しか出せないから頑張ってくださいねー」

とのことでした。

「なかなか来るのも大変だろうから」ということで、飲み薬と塗り薬を1ヶ月分処方してもらいました。

処方してもらった薬は、ジルテックと3種類の成分が入った塗り薬でした。

飲み薬は妊娠していても比較的安全が保障されているもので、まだ働いていたので、できるだけ眠くなりにくいものを選んでもらいました。

塗り薬は特に問題ないみたいです。

その日の夜から、飲み始めました。次の日は仕事が休みだったのですが、副作用のせいでお昼までずっと寝ていました。休みでよかったです。

次の日からは、そこまで眠くならずに済みました。

湿疹の経過

薬は飲み続けましたが、スネから始まった湿疹は、腕→指→ふともも→おしり→肩→首→耳→顔と、お腹回り以外に順調に範囲を広げていきました。

顔まで来たときは、「かゆみ」もさることながら、精神的にも辛かったです。

それでも、妊娠中期の24週の頃には少し落ち着いてきました。

その後、妊娠後期の30週の頃にまたぶり返してきました。今度はお腹回りも含めた全身がかゆくて、中期の頃より薬が効いていないような感じです。(2021.2.6現在)

処方薬以外の対策

薬を飲んでいてもやっぱり「かゆみ」に耐えられない時がありました。

そんな時に取った対策をいくつかご紹介します。

薬湯

私が試したのは、Twitterのフォロワーさんからおススメされたヒバ湯です。

温浴効果による血行促進・新陳代謝を高め、湿疹や肌荒れ、痔に効果があるようです。また、保湿成分のホホバ油が入浴後のお肌を保湿してくれます。さわやかなヒノキの香りがします。

入浴後の夜はかゆみで起きることがなかったため、効果も実感できます。

スースーする系の化粧水

私はヨモギ化粧水の「アルテニーニ ローション」を使用しました。

メントールが入っているため、ひんやりとした塗り心地で、付けた後、しばらくはかゆみが気になりませんでした。ただし、掻き壊してしまい傷になって箇所には染みます。

保湿

以下の3種類を混ぜて使っています。

  • ホホバオイル
  • ニベアクリーム(青缶)
  • ココナッツオイル

乾燥も刺激になるため、保湿も念入りに行いました。妊娠線予防と一石二鳥です。

まとめ

妊娠性痒疹は...

  • とにかくかゆい
  • 原因は不明
  • 経産婦さんに多い
  • 男の子ママに多い
  • 産んだらよくなる
  • 妊婦さんでも飲める薬もある
  • 薬以外の対策も取る

妊娠性痒疹はとにかくかゆくて辛いですが、先生と相談してお薬を処方してもらいましょう。原因は不明ですが、出産後には改善します。根気よく戦いましょう。

胎児に影響のある薬もあるので、決して自己判断で市販薬を飲まないでください。

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